イメージ画像

ビタミンCが不足することで起こる悪影響3つ!寿命にも関わっています!




ビタミンC不足で壊血病に?

160322-4

私たちが日常生活を送る中で、
もっとも身近なビタミンと言えるのが、ビタミンCだと思います。

ビタミンCはほとんどの野菜や果物に含まれていますし、
お菓子類やジュースにも「ビタミンC○○mg入り!」
などと表示されてるものがありますよね。

日本人の場合、普通に生活していたら、
ビタミンCが不足することはほとんどありませんが、
あまりに食生活が乱れたり、
好き嫌いが多いとビタミンCが不足することがあります。

ビタミンCが不足して起こる病気は、壊血病です。

ビタミンCが不足すると、毛細血管が脆弱になりますので、
毛細血管が破れて、出血しやすくなります。

そのため、皮膚や粘膜、歯肉から出血したり、
歯肉から出血することで、
歯が抜けてしまうこともあるんです。

そのほか、免疫力が低下したり、傷が治りにくくなったり、
貧血になるなどの症状が起こります。

ビタミンC不足は筋力低下を招く

150818-4

ビタミンCが不足すると、壊血病を引き起こしますが、
壊血病になる以外にも健康への悪影響が出るようになります。

ビタミンCが不足することでの健康への悪影響1つ目は、
筋力の低下です。

ビタミンCと筋力って、
一見あまり関係がないように思えますよね。

でも、そんなことはありません。

ビタミンCと筋力は深いかかわりがあるのです。

なぜビタミンCが筋力と関係あるのかというと、
ビタミンCは体内でアミノ酸や
たんぱく質の合成にかかわっているからです。

ビタミンCが不足すると、
体内でアミノ酸やたんぱく質の合成がうまくできません。

筋肉はたんぱく質やアミノ酸でできていますよね

ですから、ビタミンCが不足すると、
筋肉の原料となるたんぱく質やアミノ酸が不足して、
筋力が低下するというわけです。

実際に高齢者を対象にした調査では、
ビタミンC濃度が高い人は握力が強かったり、
歩くスピードが速かったりすることがわかっています。

ビタミンC不足で寿命が短く?

130607-1

ビタミンC不足の健康への悪影響の2つ目は、
寿命が短くなることです。

これは、命に直結する問題ですから深刻ですよね。

東京都健康長寿医療センター研究所の調査によると、
体内でビタミンCを作ることができないマウスは、
一般的なマウスに比べると、寿命が短く、
実験マウスの半数が6ヶ月以内に死んだとのことで、
これは一般的なマウスの寿命の4分の1しかないそうです。

これを人間に換算すると、
1日2.5mg(推奨摂取量100mg)しかビタミンCをとらない場合、
10%が3年後に亡くなり、13年後に50%亡くなることになります。

ビタミンCを1日2.5mgしか摂取しない
というケースはほぼ考えられませんが、
これくらいビタミンCは寿命に関係しているのです。

ですから、ビタミンCはしっかり摂取するようにしましょう。





タグ



2016年3月22日 | カテゴリー:食生活

あわせて読みたい関連記事