イメージ画像

熱中症から子供を守るためには、周囲の大人が注意をする事が大切。




子供は熱中症になりやすい?

130805-17

夏本番を迎え、幼稚園や小学校も夏休みに入る時期です。

夏休みになると、子供たちは1日中遊ぶ時間ができますし、
昼間に外で遊ぶことを楽しみにしている子供も
多いと思います。

夏に子供が外で思いっきり遊ぶ姿は、
微笑ましいものですが、注意しなくてはいけないのが、
熱中症です。

子供(0~18歳)の2012年の7~9月までの
熱中症救急搬送数は、全体の15%を占めています。

子供が熱中症になりやすい理由には、大人に比べて、
身体の水分含有量が多く、水分が少量でも喪失されると
脱水症状を起こしやすいことがあります。

また、特に乳幼児は体温調節機能が未熟ですので、
熱中症になりやすいのです。

さらに、小学校低学年くらいまでの年齢だと、
水分補給や涼しい場所で休息するなど、
自分で熱中症対策を取ることができませんよね。

熱中症に対する知識もありません。

また、遊びに夢中になると、
自分の体調が悪いことを忘れてしまうこともあり、
気がつくと、重症化しているということもあります。

また乳幼児は、言語能力が未発達のため、
自分で体調不良を訴えにくいことも、
子供が熱中症になりやすい一因です。

プールや海でも熱中症になる!

130610-6

夏は、プールや海で遊ぶ機会も多いと思います。

水の中にいると、身体が水で冷やされていると思い、
熱中症への危機意識も低くなっていませんか?

プールや海で遊んでいても、
直射日光には晒されていますので、
熱中症になる危険は十分にあるのです。

屋内プールも安全ではありません。

屋内プールの環境は、室温30度前後、
湿度90~100%と高温多湿です。

高温多湿は、熱中症の危険因子のひとつです。

また、水の中にいても、
知らないうちに汗をかいていますので、
脱水症状になる可能性があります。

プールや海に行くと、
子供は夢中になって遊びますよね。

また、保護者も熱中症にならないだろうという
思い込みも加わることで、
プールや海での熱中症のリスクは高くなるのです。

子供の熱中症を防ぐには

cont02-3

子供の熱中症を防ぐためには、
周囲の大人が熱中症の予防策を取ってあげることが
重要です。

長時間直射日光を浴びていないか、
水分補給は行っているか、
子供の様子や顔色に変化はないか等を
常にチェックする必要があります。

遊びに夢中になっている時でも、
30分に一度は涼しい場所で休ませたり、
喉が渇いていない時でも水分補給をさせたりしましょう。

水分補給には、もちろん塩分が含まれている
イオン飲料が最適です。

また、子供の様子に何かしらの変化があり、
熱中症が疑われる時は、
すぐに適切な対処法を取れるように、
熱中症の知識を身につけておくと安心ですよ。





タグ



2013年8月6日 | カテゴリー:子育て

あわせて読みたい関連記事