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ヘルシーなのは日本食だけではない!今注目のヘルシー料理とは?




世界に広がる日本食

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日本食はヘルシーで美しく、美味しいという理由で、
世界中で日本食ブームが起こり、世界各国でたくさんの
日本食レストランがオープンしています。

日本は世界トップクラスの長寿大国で、
WHOの調査によると、
2011年の日本の平均寿命は83歳で世界トップですし、
2004年の調査では健康寿命も世界1位になっています。

日本が長寿国であることがが、
日本食=ヘルシーというイメージにつながったと
考えられます。

また、欧米の食事に比べて、脂分が少ないことも
欧米人に人気の一因となっています。

日本食は、本当にヘルシーか?

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世界各国で人気の日本食は、
本当にヘルシーなのでしょうか?

日本食がヘルシーなのは、欧米の食事と比べて
脂分が少ないというだけではありません。

日本食は、食物繊維が多いことが特徴です。

日本食では、玄米や豆類、海藻類、
根菜類などを使いますので、
食物繊維を豊富に摂取することができます。

食物繊維を多くとると、便秘や肥満を防ぐだけでなく
大腸がんや心臓病を予防し、動脈硬化、脂質異常症、
糖尿病予防にも効果がありますので、
生活習慣病予防には欠かすことができません。

また、日本食は野菜や魚、豆腐、海藻など
低カロリーで低脂肪の食材を良く食べ、
脂っこい食材はそれほど使いませんので、
中性脂肪やコレステロールを低下させることができます。

揚げ物やファーストフード、
肉類が中心のアメリカの食事と比べると、
日本食が低カロリーで低コレステロールなのは
一目瞭然ですよね。

ただ、日本食にも大きな弱点があります。

それは、塩分が多いことです。

日本人の1日の塩分摂取量は11~12gですが、
世界の平均は10g前後です。

日本人は、昔から高血圧患者が多く、
そのため脳卒中の割合が高かったのですが、
これは塩分の取りすぎによるものと考えられます。

今注目されるヘルシー料理は、地中海料理

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塩分は多いものの、
ヘルシーな料理の代表である日本食ですが、
日本食以外にも最近注目される
ヘルシー料理があります。

それは、地中海料理です。

地中海料理と言われても、
あまりピンとこないかもしれません。

地中海料理は、ギリシャやイタリア、スペインなどで
食べられている料理で、オリーブオイルやナッツ類、
フルーツや魚介類を多く食べるのが特徴です。

オリーブオイルには、
ビタミン類が含まれているだけでなく、
抗酸化作用を持つオレイン酸が含まれています。

また、ナッツ類にも抗酸化作用やコレステロールを
下げる働きがあり、フルーツにも抗酸化作用があります。

地中海料理のキーワードは、
「抗酸化作用」のようですね。

抗酸化作用は、アンチエイジングだけでなく、
がん予防や動脈硬化予防の効果があります。

日本でも、
抗酸化作用のある食べ物が注目されていますよね。

地中海料理の抗酸化作用が、健康に良いからと言って、
普段の食生活を日本食から地中海料理に切り替える
必要はありません。

日本食もヘルシーなことには変わりありませんので、
減塩を意識した日本食を食べ、
その中にオリーブオイルやナッツ類などを
取り入れるようにするのが、
健康には一番良いのかもしれませんね。





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2013年7月22日 | カテゴリー:食生活

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