脂肪を減らして筋肉がつく?サートフードとサーチュイン遺伝子について知りましょう。
サートフードって何?
きれいになりたい、健康になりたいという思いから
ダイエットをしようと思っている人は多いですよね。
昔から様々なダイエット法が流行ってきました。
でも、結局は期待したような効果が出なかったり、
途中で挫折したり、すぐにリバウンドしてしまったりと、
最初のイメージとはかけ離れた結果になることも
珍しくありません。
ダイエットを成功させるのはそれだけ難しいのですが、
今、専門家たちの間で注目されている
ダイエット法があります。
それは、サートフードでのダイエットです。
サートフードは聞き慣れない言葉ですよね。
サートフードとは、
サーチュイン遺伝子を活性化させる効果を持つ食材のことです。
サーチュイン遺伝子は長寿遺伝子、
抗老化遺伝子とも呼ばれていて、
サーチュイン遺伝子を活性化させると
長生きできるとされています。
そして、サーチュイン遺伝子を活性化させると、
食欲を抑制し、体脂肪を減らし、
筋肉量が増加することがわかったんです。
つまり、ダイエットを成功させるには
サーチュイン遺伝子を活性化させる必要がある、
そしてサーチュイン遺伝子を活性化させるには
サートフードを食べれば良いということです。
サーチュイン遺伝子を活性化させる物質を
多く含んでいるサートフードには、オリーブや玉ねぎ、
エクストラヴァージン・オリーブオイル、
パセリ、ウコン、味噌や豆腐などの大豆製品、
ココア、緑茶などがあります。
サートフードはリバウンドしにくい
サートフードでのダイエットは、
リバウンドしにくいというメリットがあります。
カナダのヨーク大学では、
BMI値が肥満レベルの15人と正常値の22人、
計37人に3日間はサートフード中心の1日1000キロカロリーの食事、
4日目以降は1500キロカロリーのダイエットを1週間行いました。
その結果、脂肪は3キロ減少し、
筋肉は0.8キロ増加とのことです。
実験中の運動は普段と同じかそれ以下とのことですので、
脂肪が減って筋肉が増えるのはサートフードが
サーチュイン遺伝子を活性化したためと言えます。
ダイエット後にリバウンドするのは、
筋肉量が減って代謝が落ちているからですが、
サートフードでのダイエットは逆に筋肉量が増えていますので、
代謝がアップしてリバウンドがしにくくなるんです。
サートフードで生活習慣病予防
サーチュイン遺伝子の活性化は
ダイエットに効果があるだけではありません。
元々サーチュイン遺伝子は「長寿遺伝子」ですので、
サーチュイン遺伝子を活性化させれば
ダイエット以外の健康効果も期待できるんです。
アメリカのコロンビア大学や
オーストラリアのモナシュ大学の研究では、
サートフードで記憶力が改善するという結果が出ています。
また、アメリカのマサチューセッツ大学の研究では
サーチュイン遺伝子は、アルツハイマー病や
筋萎縮性側索硬化症の治療に応用できるとしています。
さらに、動脈硬化や心不全、慢性閉塞性肺疾患、
2型糖尿病の治療にも応用できるのではないかとして、
現在研究開発が進められているんです。
ダイエットのためにも、健康のためにも
サーチュイン遺伝子を活性化してくれる
サートフードを積極的に食べるようにしましょう!