虫さされの原因となる虫や症状・予防方法を紹介。アロマオイルを使った虫除けスプレーも人気です。
虫さされの季節です
気温が上がってきて、外でのレジャーが増えてくる
時期ですね。
屋外でのレジャーを楽しむ時に、
注意しなければいけないのが、虫さされです。
「虫にさされたかも?」と気づいた時には、
もう痒みや発赤などの症状が出ているということも
多いでしょう。
これからの季節に多い虫さされの原因となる虫と
その症状をご紹介します。
まずは、虫さされの原因の代表格である蚊です。
蚊は、屋外だけでなく家の中にも生息しています。
蚊にさされた場合の症状は、すぐに発疹ができる即時型反応と
1~2日たってから症状が現れる遅延型反応の2種類があります。
次にブヨです。ブヨは高原や渓谷などに生息していて、
さされてから半日程度経ってから、発疹と痒みの症状が
現れます。
人によっては、さされた部分が赤いしこりとなって、
長期間残ってしまうこともあります。
また、アブや蜂にさされると、強い痛みを伴って
赤く腫れる症状が出ます。
蜂の場合は、アナフィラキシーショックが出る
ことがありますので、特に注意が必要です。
虫にさされたら?
虫にさされると、痒みが伴いますので、
無意識に患部を掻いてしまい、掻きこわして傷になってしまう
こともあるでしょう。
傷跡が残ったり、色素沈着してしまうのは避けたいですよね。
虫にさされたら、まずは患部を清潔に洗って、
炎症や痒みを抑えるために冷やしましょう。
その後、虫さされの薬を塗布します。
虫さされの薬には、痒みを抑える抗ヒスタミン薬と
炎症を抑えるステロイド薬の2種類があります。
蚊にさされた場合など、比較的症状が軽い場合は
抗ヒスタミン薬を塗布するだけで良いでしょう。
ただ、腫れがひどい場合などはステロイド薬を使って、
できるだけ炎症を抑えるようにしたほうが、
早く治りますし、跡も残りにくいですよ。
虫さされの予防方法
虫さされの予防方法は、虫除けスプレーを使うことです。
虫除けスプレーは、市販のものもありますが、
有害性が心配ですよね。
そのため、最近はアロマオイルを使った
虫除けスプレーが注目されています。
虫除けに効果があるアロマオイルは、
レモングラスやゼラニウム、ラベンダーなどです。
アロマオイルを使った虫除けスプレーの作り方をご紹介します。
100mlのスプレー容器に無水エタノールを10ml入れ、
そこにレモングラスやゼラニウムなどのエッセンシャルオイルを
10滴入れて、混ぜ合わせます。
その後、精製水を90ml入れて薄めたら完成です。
エタノールや精製水は、ドラッグストアで購入することができますので、
すぐに作れますよ。
これなら、有害物質や化学薬品も使われていないので、
安心して使えますね。
ただ、アロマオイルの種類によっては、妊婦や乳幼児への使用が
制限されているものありますので、アロマオイル購入時に、
店員さんに確認するようにしましょう。