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高齢者のQOLを脅かすドミノ骨折。ドミノ骨折の予防法を実践しましょう。




ドミノ骨折って何?

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ドミノ骨折って聞いたことがありますか?

ドミノ骨折とは、1回の骨折を機に、
次々と起こす骨折のことです。

骨折が次々に起こるなんて、
ちょっと信じられないですよね。

通常、骨折は交通事故にあったり、
派手に転んだりするなど、
かなり大きな衝撃が身体に加わることで起こります。

でも、高齢者の場合は、一度骨折をすると、
大腿骨(太ももの骨)や背骨などに
骨折の連鎖を起こすのです。

高齢者の場合、骨粗しょう症が進んでいる人が多く、
骨が脆いため、骨折しやすいのです。

骨粗しょう症患者は、骨折しても痛みを感じにくく、
骨粗しょう症患者が背骨を骨折した場合、
痛みを感じずに「気がついたら骨折していた」
という人が約3割もいます。

また、高齢者が背骨や大腿骨を骨折したら、
1年以内に再度背骨や大腿骨を骨折する人も
約3割いると言われています。

ドミノ骨折を起こすと、QOLが著しく低下し、
そのまま寝たきりになってしまうケースが多いので、
いかに最初の骨折を起こさず、
さらにドミノ骨折を予防するかが重要になってきます。

骨粗しょう症を予防!

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ドミノ骨折は骨粗しょう症を持つ高齢者に多いので、
ドミノ骨折を予防するには、
原因のひとつである骨粗しょう症を
予防・治療する必要があります。

帝京大学医学部の松下教授は、
大腿骨骨折をした人が1年以内に
骨粗しょう症の治療を受けているのは10%しかおらず、
骨粗しょう症検査も質・量共に不十分だと指摘しています。

しかし、骨粗しょう症の治療を適切に行えば、
3年後の時点で69%もの骨折の発生を抑えた
というデータがありますので、
ドミノ骨折予防には骨粗しょう症が有効なんです。

もし、自分や家族が大腿骨骨折や背骨を骨折した場合、
骨粗しょう症の検査をしてもらうように
自分から医師に相談してみると良いでしょう。

日常でできるドミノ骨折予防

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日常生活のなかで行えるドミノ骨折予防は、
骨の老化を防ぎ、筋力を維持することです。

「骨の老化=骨粗しょう症」ですし、
加齢に伴い、筋力は自然と落ちてしまいます。

筋力が低下すると、ちょっとの段差でもつまづいてしまい
踏ん張る筋肉もないため、転倒しやすくなります。

また、骨が老化すると、
軽く転んだりぶつけたりするだけでも、
骨折してしまうのです。

骨の老化、筋力の低下を防ぐためには、
運動することが一番です。

運動することで、骨や筋肉に適度な負荷をかけることで、
骨や筋肉を強化することができます。

骨のためには階段の昇降や縄跳び、
筋肉のためにはスクワット(屈伸運動)
が最も適していますが、これらの運動を無理して行うと、
怪我の元になりますので、
最初は無理のないウォーキングなどから始めて、
ある程度運動に慣れてきたら、
スクワットや階段の昇降を加えると良いでしょう。





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