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突然の激しい頭痛が起こったら、この4つの病気を疑いましょう。




突然の激しい頭痛=クモ膜下出血

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突然の激しい頭痛に襲われたら、それは「たかが頭痛」ではなく、
命の危険がある重篤な病気によるものかもしれません。

突然の激しい頭痛が起こる病気4つをご紹介します。

1つ目はクモ膜下出血です。

脳は軟膜、クモ膜、硬膜の3つ膜で覆われていますが、
真ん中のクモ膜の下、
つまりクモ膜と軟膜の間に突然出血が起こると、
激しい頭痛が起こるのです。

クモ膜下出血は脳動脈瘤の破裂で起こることが多く、
高齢者だけでなく若年層でも起こりうる病気です。

クモ膜下出血は、突然バットで殴られたような
激しい頭痛と同時に意識を消失する場合もありますが、
激しい頭痛はあるものの、意識はある場合もあります。

また、激しい頭痛だけでなく、嘔吐や吐き気、
痙攣などがクモ膜下出血の随伴症状になります。

クモ膜下出血は死亡率が高く、すぐに手術をしないと
一度目の出血で命を取り留めたものの、
再出血を起こして命を落とす危険もありますので、
突然の激しい頭痛と嘔吐などの症状があったら、
一刻も早く病院を受診しましょう。

突然の激しい頭痛=脳出血

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突然の激しい頭痛の原因2つ目は脳出血です。

脳出血と言っても、
脳のどの部分から出血するかで症状が異なります。

脳出血は全て頭痛が伴うというわけではなく、
50%程度しか頭痛の症状はありません。

また、小脳出血は激しい頭痛が起こりやすい
という特徴があります。

なぜなら、小脳は頭蓋骨の狭い部分に位置しているので、
脳の実質に出血を起こし、小脳が腫れてしまうと、
圧が逃げる部分がなくなりますので
激しい頭痛が起こるのです。

脳出血は午前中に多いというデータがありますので、
午前中に突然の頭痛に襲われたら、
脳出血を疑うようにしましょう。

突然の激しい頭痛=脳動脈解離

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突然の激しい頭痛の3つ目は、脳動脈解離です。

脳動脈解離という病名は
あまり聞いたことがないかもしれませんが、
「大動脈解離」なら聞いたことがありますよね。

大動脈解離は心臓近くの大動脈が裂けて、
そこに血液が流れ込み、激しい胸痛が起こるというものです。

これが、脳の動脈で起こるのが脳動脈解離です。

脳動脈解離は脳動脈の中でも椎骨動脈で起こりやすいのですが、
椎骨動脈が裂けて、その部分に血液が流れ込み、
やがて破裂してクモ膜下出血を起こすのです。

脳動脈解離は若年層にも起こる病気ですので、注意が必要です。

突然の激しい頭痛=下垂体卒中

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突然の激しい頭痛の原因の4つ目は、下垂体卒中です。

下垂体卒中という病名はあまりなじみがないですね。

下垂体は目の奥のあたりにある器官で、
ホルモンを分泌しているところです。

この下垂体に良性の腫瘍ができることがありますが、
その下垂体腫瘍の中に突然出血が起こることがあります。

それが下垂体卒中です。

下垂体卒中は突然の激しい頭痛に加えて
嘔吐や視野障害などを起こしますが、
処置が遅れると重篤な視力障害が残る可能性が高いので、
一刻も早く処置をする必要があります。

突然の激しい頭痛を起こす4つの病気をご紹介しましたが、
どれも命に関わる病気ですので、
突然の激しい頭痛が起こったら、
すぐに医療機関を受診して検査を受けるようにしましょう。





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2016年6月20日 | カテゴリー:健康全般

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