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耳疾患の子供が増えている?子供に多い色んな病気を知りましょう。




子供に多い病気=アトピー

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子供がかかりやすい病気と言えば、
アトピー性皮膚炎がありますよね。

文部科学省の2014年度の学校保健統計調査によると、
アトピー性皮膚炎の子供は幼稚園で2.37%、
小学校で3.22%となっています。

アトピー性皮膚炎は皮膚の乾燥と
アレルギー体質が原因で起こる湿疹とかゆみが特徴の皮膚疾患です。

また、症状が良くなったり悪くなったりを
繰り返すことも特徴の1つです。

そのため、症状が落ち着いても、自己判断で治療を中断せずに、
医師の指示に従って根気強く治療を続けていく必要があります。

また、生活習慣も症状の増悪に関係していますので、
子供に規則正しい生活を送らせること、
爪を短く切って掻き壊しをしないようにすること、
部屋を清潔に保ってアレルゲンを除去するなど、
保護者の注意が必要です。

子供に多い病気=喘息

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子供に多い病気には喘息もあります。

幼稚園で喘息を持つ子供は1.85%、
小学生になると3.88%となっています。

喘息になると、常に気管に炎症を起こしている状態になり、
健康な人に比べて気管が狭く、敏感な状態になっています。

そして、温度差や埃、ストレスなどのわずかな刺激が加わるだけで、
その発作が起きて、炎症がさらにひどくなり、
気管がさらに細く狭くなってしまいますので、
咳が止まらなくなり、呼吸が苦しくなってしまうんです。

喘息もアトピー性皮膚炎と同様に
良くなったり悪くなったりを繰り返す病気です。

そして、喘息と上手に付き合うためには、
日常生活の中で注意しなければいけません。

喘息の子供を持つ保護者の方は、
規則正しい生活を送らせること、十分な睡眠を取らせること、
風邪やインフルエンザの予防に努めること、
家族の中に喫煙者がいたら禁煙してもらうことなどがあります。

また、適度な運動は喘息の発作を防ぐ効果がありますので、
無理のない範囲でお子さんを好きなスポーツに
チャレンジさせてみてはいかがですか?

耳疾患や視力低下が増加傾向

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子供に多い病気として、
アトピー性皮膚炎と喘息をご紹介しましたが、
この2つの病気を持っている割合は比較的高いものの、
実は減少傾向にあるんです。

虫歯も減少傾向にありますね。

そんな中、増加傾向にあるのが耳疾患と視力低下です。

耳疾患は幼稚園児で2.27%、小学生で5.70%となっています。

耳疾患というとあまりピンとこないかもしれませんが、
中耳炎や内耳炎などですね。

耳疾患は小さい子供だと、
あまりはっきりと自覚症状を伝えられないこともあり、
気がつくのが遅れてしまうこともありますので、
お子さんのちょっとした変化を見逃さないようにしましょう。

そして、視力が裸眼で1.0未満の子供は幼稚園で26.53%、
小学校で30.16%となっています。

これは、パソコンやスマホを使う子供が増えたことや
幼児の頃からの受験勉強などが原因ではないかと考えられています。

子供がかかりやすい病気、
そして日常生活の中での注意点を知って、
お子さんの健康を守ってあげましょう。





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2015年4月7日 | カテゴリー:子育て

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