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肌の色が変わるのは、化粧品のせいだけではない!肌が黄色になる柑皮症とは?




化粧品でまだら美白に

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日本では、15年以上前から美白ブームが続いていて、
毎日の紫外線対策だけでなく、
化粧品やサプリメントなどで美白に励む女性が
多いと思います。

しかし、2013年7月に某化粧品会社から販売されている
美白化粧品を使ったことで、
肌がまだらに白くなるという被害
出ていることがわかりました。

2000人以上が、
「3ヶ所以上の白班」、「5cm以上の白班」、
「顔に明らかな白班」のいずれかに当てはまる
重い症状を訴えているとのことです。

現在のところ、メラニンの生成を抑え、
シミやそばかすに有効とされる医薬部外品成分の
「ロドデノール」が原因ではないかと
考えられていますが、因果関係や診断、
治療に対しては不明な点も多いのが現状です。

ロドデノールが含まれる美白化粧品の使用を止めると、
回復するという報告もありますが、
日本皮膚科学会内に
「ロドデノール含有化粧品の安全性に関する特別委員会」
を設置して、被害者の治療を最優先に、
情報提供や実態把握などに努めています。

肌が黄色になる病気?

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美白化粧品で、肌がまだらに白くなるという
被害のニュースがありますが、
肌が黄色になる病気があるのをご存知ですか?

それは、柑皮症です。

柑皮症は、みかんなどの柑橘類を食べ過ぎると
肌が黄色になる病気で、
肝機能が十分に発達していない子供に
多く見られる病気です。

でも、最近は若い女性の間で、
柑皮症が増えているんです。

柑皮症の原因は、カロテノイドの過剰摂取です。

カロテノイドとは、緑黄色野菜などに含まれる
天然の色素のことです。

イギリスのセントアンドリューズ大学の研究では、
6週間多くの果物や野菜を摂取することで、
肌の色が変化したとの研究結果も報告されています。

若い女性は、ダイエットをしている人が多いですよね。

ダイエット中は、野菜や果物中心の食生活になりますので
カロテノイドを過剰摂取しやすくなるんです。

また、カロテノイドは脂溶性です。

ダイエット中は脂質を制限する傾向にありますので、
カロテノイドが分解されず、体内に蓄積しやすいのです。

そのため、若い女性の間で
肌が黄色になる柑皮症が増えているんですね。

カロテノイドは、トマトやほうれん草、
かぼちゃなどの緑黄色野菜のほかに、マンゴーや柿、
スイカなどの果物類、海藻類などにも含まれています。

カロテノイドは、抗酸化作用がありますので、
適量を摂取すれば、老化防止やがん予防、
生活習慣病予防に役立つのですが、
過剰に摂取すると、肌が黄色になってしまうので、
気をつけましょう。

柑皮症になってしまったら

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柑皮症は、カロテノイドの過剰摂取が原因ですので、
柑皮症になり肌が黄色になってしまったら、
カロテノイドの摂取を控えれば、肌は元の色調に戻ります。

柑皮症を予防できる1日の緑黄色野菜の摂取量の目安は
300gまでですので、これを守っていれば、
柑皮症は予防できるでしょう。

ただ、肌が黄色になった場合、
絶対に柑皮症であるとは限りません。

肝機能障害による黄疸である可能性もあります。

黄疸の場合は、眼球も黄色になりますし、
倦怠感や食欲不振などの症状もある場合は、
すぐに医療機関を受診するようにしましょう。





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2013年8月26日 | カテゴリー:皮膚 食生活

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