ヨーグルトでうつ病&糖尿病予防?ヨーグルトの健康効果を知りましょう。
健康に良いヨーグルト
ヨーグルトが健康に良いということは、皆さんご存知ですよね。
ヨーグルトに含まれる乳酸菌が、腸内環境を整えてくれますので
大腸の動きが活発になり、
便秘を解消してくれる効果があります。
そして、ここ数年で注目を集めている作用は、
免疫力のアップです。
ヨーグルトを食べて腸内環境を正常化させることで、
免疫力がアップするんです。
人間の免疫細胞の約70%は腸にあると言われていますので、
腸内環境を整えれば、免疫細胞が活発に働くようになって、
免疫力が上がるというわけです。
このヨーグルトによる免疫力アップの方法は、
実験でもきちんとした成果が証明されていて、
インフルエンザ予防や花粉症の緩和などにも
有効とされています。
ヨーグルトでうつ病予防
ヨーグルトの健康効果は、
便秘改善や免疫力アップだけではありません。
ヨーグルトを食べると、うつ病を予防してくれるんです。
うつ病の原因は完全には解明されていませんが、
脳内物質のセロトニンが不足しているため
うつ病になると考えられています。
ヨーグルトにはトリプトファンという
必須アミノ酸が豊富に含まれていますが、
このトリプトファンがセロトニンの原料となりますので、
ヨーグルトを食べることで
セロトニンを増やす効果があるんです。
さらに、アイルランド国立大学の神経学部の研究チームは、
腸内環境を整えたマウスは自閉症状が緩和され、
不安レベルが下がったという研究結果を報告しています。
つまり、ヨーグルトを食べて腸内環境を整えることが
人格形成に大きな役割を果たしている可能性があり、
腸内細菌が脳内化学物質に影響を及ぼして、
明るくなったり、気分が良くなるかもしれないんです。
ヨーグルトは糖尿病予防もできる?
そして、ヨーグルトは糖尿病予防にも
効果があるという調査結果もあります。
アメリカのハーバード大学は看護師や歯科医師、
薬剤師などの医療関係者を対象に
405万人以上を追跡調査しました。
その中で、2型糖尿病と
ヨーグルトの摂取量の因果関係を調査したところ、
1日のヨーグルト摂取量が28グラム増えるごとに、
2型糖尿病の発症率は18%ずつ減っていくことが
明らかになったのです。
この調査では、
ヨーグルトがなぜ2型糖尿病を予防できるのかはわかっていませんが
ヨーグルトを食べるだけで2型糖尿病の発症リスクが下がるなら、
一番簡単にできる糖尿病予防法だと思いませんか?
美味しくて気軽に食べられるヨーグルトに、
こんなたくさんの健康効果があるなら、
今日から早速ヨーグルトを食べるようにしてみませんか?