口内炎はなぜできる?口内炎の原因と対処法について知りましょう。
口内炎の原因は?
口の中にポツっとできる白い潰瘍の口内炎。
口内炎ができると痛みに悩むだけでなく、
食事も美味しく食べることができませんよね。
口内炎は一体なぜできるのでしょう?
口内炎の原因は主に3つあります。
1つ目は噛んだり、
入れ歯などで傷つけてしまった場合です。
口の中に傷ができると、そこが口内炎になってしまいます。
2つ目は、唾液の量がストレス等で減ってしまったことです。
唾液が減ると、口の中の自浄作用が低下して、
口内炎を起こす原因となる細菌が繁殖しやすくなるんです。
3つ目が免疫力が低下したり、ビタミンB2が不足した場合です。
免疫力が低下したり、ビタミンB2が不足すると、
口腔内の粘膜に炎症が起こりやすくなります。
うがいとハチミツ
口内炎ができてしまったら、どうすれば良いのでしょうか?
通常はほうっておいても1週間程度で自然に治りますが、
痛みや不快感がありますので、
できるだけ早く治したいですよね。
口内炎を早く治すコツは、うがいとハチミツです。
うがいを頻繁にすることで、口の中を清潔に保ち、
口内炎の原因となる炎症の悪化を防ぐことができます。
また、ハチミツは殺菌作用が強いんです。
寝る前に口内炎にハチミツを塗るだけで、
口内炎が2~3日で治ることも多く、
その実力は「たかがハチミツ」と侮ることはできません。
休養と栄養も大切
そして、口内炎を早く治すためには休養と栄養も大切です。
口内炎の原因の1つに
免疫力の低下やビタミンB2の不足があります。
疲労が蓄積したり睡眠不足になったり、
過度のストレスがかかると免疫力は低下します。
特にストレスは唾液が減少する原因にもなりますので
気をつけましょう。
また、栄養のバランスが偏りビタミンB2が不足しないように、
健康的な食生活をおくりましょう。
思わぬ病気が潜んでいることも
うがいやハチミツを使ったり、
休養と栄養に気をつけた生活を送っていても、
口内炎がなかなか治らない、
口内炎がたくさんできるという場合は、
病気が原因で口内炎ができている可能性があります。
口内炎ができる病気には、
手足口病やヘルパンギーナがありますが、
これらの病気は比較的すぐに治りますし、
病気が治ったら口内炎も治ります。
ただ、もっと重症な病気が潜んでいることもあるんです。
ベーチェット病は初期症状として口内炎ができます。
ベーチェット病による口内炎は、
治っても再発を繰り返すことが特徴です。
また、糖尿病や白血病、エイズなどは免疫力が低下しますので、
口内炎ができやすくなります。
口内炎が治りにくい、すぐに再発する、
口の中に何個もできるという場合は、
このような病気が潜んでいる可能性がありますので、
できるだけ早く医療機関を受診するようにしましょう。