脇汗が止まらない?もしかしたらワキ多汗症(腋窩多汗症)かもしれません!
脇汗が出る原因は?
脇汗が意味もなくダラダラと出る原因は、
自律神経の誤作動によるものと言えます。
発汗を促す命令は脳から発せられ、
その命令は脊髄を通って自律神経に届きます。
自律神経には、
副交感神経と交感神経という2つの種類があるのですが、
そのうちの交感神経の働きが優位のときに汗をかきます。
この働きが正常な人は、
必要な時に必要なだけ汗をかくのですが、
その働きが正常でない場合、
意味もなく一日中ダラダラと汗が流れる
【多汗症】という症状になるのです。
では、どうして自律神経が正常に作動しないのでしょうか。
その主な原因は、ストレスや不安や驚きなどの
精神的要因が大きいと言われています。
精神的発汗が起こりやすい人には、几帳面で完璧主義者、
神経質な人、気を使いすぎる人、
自意識過剰な人が多いようなので、
まずは〈気にしないこと〉から始めてみることも大切です。
ワキ多汗症の治療法、ボトックス注射とは?
ワキ多汗症の治療法には、
汗腺を除去する手術とボトックス注射があります。
ボトックス注射の主成分はボツリヌス菌毒素。
もともとは毒性の高いものですが、
そこからごく微量の毒性を抽出し、
精製して治療に使われています。
脇の皮膚にボトックス注射を打つことで、
汗の分泌をコントロールする神経をブロックし、
汗の分泌を抑制します。
施術にかかる時間は約10分と簡単なことから、
夏前に注射を打ちに行く人が増えているようです。
ですが、これは根本的にワキ多汗症を治癒するものではなく
その効果は3〜4ヶ月しかもたないのが特徴です。
ピンチの時に使える脇汗をサッと抑える方法とは?
祇園の舞妓さんや芸者さんは、
帯の締め方を工夫して汗が出ないように
しているというのをご存知でしたか?
これは、発汗を抑えるツボが胸のあたりにあるのですが、
そこを刺激することで一時的に汗を抑えているのです。
かといって、私たちは、普段着物は着用しませんから、
帯を締めることもありません。
そこで試して頂きたいのが、腕組み。
腕組みをして、クロスした手のひらで
乳首の上あたりから脇の下にかけてギューッと押します。
1分くらいは強く圧迫してください。
これだけで脇汗を一時的に抑えることができます。
あとは、リンパ節を冷やすと
体温を急激に下げることができます。
リンパ節で一番冷やしやすい場所は、
首の後ろ、左鎖骨下、脇の下、太もものつけね、
ひざ裏です。
これらの部分に保冷剤や
冷えたタオルなどを当てるだけでも効果があります。
しかし、もっと簡単で確実な方法は、
優れた制汗剤を使うこと。
スイス製の制汗剤AHC20センシティブなら、
量の多い脇汗でも数日間きちんと汗を抑えてくれるようです。
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