花粉症対策のために、食生活を見直してみませんか?ヨーグルトは特に最近注目されています
花粉症に良い食べ物
今シーズンは例年より
花粉の飛散量が少なめとのことですが、
やはり花粉症は辛いですよね。
花粉症の症状を少しでも改善させるために、
抗アレルギー薬を飲んだり、
マスクを着用したりと色々な対策をしている人も
多いと思いますが、食事面での対策はしていますか?
何を食べるかによって、
花粉症の症状が改善したり、悪化したりしますので、
一度食生活を見直してみましょう。
花粉症に良い食べ物の中で、
最近注目を集めているのがヨーグルトです。
ヨーグルトには、乳酸菌が豊富に含まれていますよね。
乳酸菌は、腸内環境を整えることで、
免疫力を上げる効果があります。
免疫力を上げれば、
花粉症の症状が抑えられるというわけです。
また、緑茶や甜茶も花粉症に有効といわれています。
緑茶に含まれるカテキンは、
殺菌・消炎作用がありますので、
花粉症による皮膚や粘膜の炎症を抑えてくれますし、
甜茶の甜茶懸鈎子という成分が
アレルギー症状を抑制します。
特に、ヨーグルトと緑茶は、
とても身近な食べ物ですので、
花粉症の人は積極的に取りたいですね。
ヒスタミンを含む食べ物に注意
花粉症の症状を悪化させる食べ物には、
トマトやナス、ほうれん草やタケノコなどがあります。
一見、どれも栄養豊富で、
健康に良さそうな食べ物ですよね。
でも、これらの食べ物には、
ヒスタミンが含まれているんです。
ヒスタミンとは、アレルギー反応が起こると分泌され、
かゆみの原因になる化学物質です。
花粉症で目がかゆくなるのは、
このヒスタミンが原因なんです。
そのため、トマトやナスなどヒスタミンを含む食べ物は、
体内のヒスタミン量を増やしてしまいますので、
花粉症の症状を悪化させてしまいます。
ただ、これらの食べ物にヒスタミンが含まれるのは、
生の状態でのことです。
加熱調理すれば、ヒスタミンは分解されてしまいますので、
食べるときはしっかり火を通してから食べるようにすれば
大丈夫です。
辛いもの、甘いものにも注意
直接アレルギー症状を悪化させるわけではありませんが、
辛いものや甘いものにも注意が必要です。
辛いものを食べた時、なぜか鼻水が出ますよね。
これは、唐辛子の辛味成分が
鼻の粘膜を刺激しているからです。
花粉症で鼻の粘膜に炎症が起こり鼻水が出ているのに、
さらに辛いものを食べて鼻の粘膜を刺激してしまったら、
症状が悪化してしまいます。
また、甘いものの食べすぎは
炎症を促進すると言われています。
また、体を冷やして血行を悪くし、
免疫力を低下させてしまいますので、
花粉症の時期は甘いものはほどほどにしておいたほうが
良いでしょう。
花粉症を少しでも軽くするために、
食生活を見直して、食事面から花粉症対策をしてみませんか?