痛くて厄介な口内炎。原因は様々。自分でできる対処法を紹介します。
いつの間にかできている口内炎
口内炎は、ふと気がつくと口の中にできていますよね。
口内炎ができているだけで、痛みが気になったり、
食事がおいしく食べられなくて、
気分が憂鬱になることもあるでしょう。
そもそも口内炎とは、口腔内に起こった炎症のことです。
口内炎には、アフタ性口内炎やカタル性口内炎、
ウイルス性口内炎、口腔カンジタ症などの種類が
ありますが、一般的なものはアフタ性口内炎です。
アフタ性口内炎は、中心が白く周囲が赤い潰瘍になるのが
特徴で、触ると痛かったり、刺激物を食べると
痛みが増すなどの症状があります。
口内炎の原因は?
口内炎は、口の中を誤って噛んでしまったり、
傷つけてしまった時にもできますが、
特にそのような傷がない時でもいつの間にかできていますよね。
口内炎の原因には、どんなものがあるでしょう?
口内炎の代表格であるアフタ性口内炎の原因は、
はっきりとはわかっていませんが、
栄養不足や疲労、睡眠不足、ストレス、胃腸障害などが
引き金になっていると考えられています。
口内炎の治療法は?
口内炎の治療は、痛みを和らげたり、
早く治癒させるための対症療法が主なものになります。
アフタ性口内炎に使われる治療薬には、
ステロイドや抗菌薬の塗り薬や貼り薬などが用いられるほか、
粘膜の抵抗力を高めるためにビタミン剤や漢方薬などを
内服することもあります。
自分でできる対処法は?
アフタ性口内炎の治療には、上記のような治療法がありますが
通常のアフタ性口内炎は、何も治療をしなくても
1~2週間程度で治ってしまいますので、
口内炎で病院を受診する人は少ないと思います。
それでも、やはり口内炎は痛くて不快なもの。
できるだけ早く治したいですよね。
病院を受診せず、自分でできる口内炎対処法をご紹介します。
まずは、生活習慣を見直しましょう。
口内炎の原因は、栄養不足やストレス、疲労などです。
そのままの生活を続けていたら、口内炎の治癒も
遅くなりますし、再発の可能性も高くなりますよ。
バランスの良い食事を取って、
ゆっくり休養を取るようにしましょう。
次に、口の中を清潔に保ちましょう。
口の中には、細菌がたくさんいます。細菌が繁殖すると、
口内炎を悪化させてしまいます。
食後や寝る前には、しっかり歯磨きをして、
口腔内を清潔にしておく必要があります。
口内炎が痛くて、歯磨きが辛いという場合は、
口内炎付近は避けて歯磨きをし、
うがいを入念に行いましょう。
うがいをする時、薄い食塩水やうがい薬を使うと効果的ですよ。
また、ビタミンBやCの入ったサプリメントを
利用することも有効です。
ビタミンBやCは、粘膜の抵抗力を高くする作用が
ありますので、口内炎の治癒を助けてくれます。
痛くて厄介な存在の口内炎。
自分でできる対処法をして、できるだけ早く治すようにしましょう。