朝食抜きは病気のリスクが上がります。朝食は特に大切な食事なのです
朝食が大切な訳とは
1日3食、しっかり食べることが
健康な体を維持していくためにベストなことだということは
あちこちで言われています。
しかし、朝、出勤前、ギリギリまで寝ていたり、
朝はどうしても食欲がないなどで、
朝食を抜いてしまう人もとても多いのです。
3食のうち、最も重要なのは朝食と言われています。
朝食を摂ることで、脳や体が目覚めることはもちろん
その後の1日の食生活にも影響を与えます。
朝食を抜いてしまうと、絶食状態が長くなる結果、
昼食前の中途半端な時間に間食を摂ったりしてしまい
結果、昼食がおろそかになり、
またしばらくして間食・・・
といったように食事のバランスが崩れる上に、
間食が増えてしまうのです。
朝食をキチンと摂ることで、
その後の食生活もバランスよく送ることができます。
朝食を抜くことのリスク
朝食を抜くことは体にはマイナスになります。
まず、太りやすくなります。
朝食を抜いてしまうと、体の絶食状態が長くなり
体は「次の食事がいつくるかわからないから」と感じて
カロリーを蓄える方向に動きます。
そして、昼食や夕食を摂ると、食べた分を蓄えてしまいます。
結果、太ってしまうのです。
また、脳の働きも低下します。
睡眠中も脳や体は働いているので、
朝食を抜くことで、脳や体がエネルギー不足に陥ります。
脳の働きが鈍くなると、イライラしたり、
集中力が続かなかったりして、
仕事などにも支障をきたしてしまいますし、
体がエネルギー不足になると、
疲労感が抜けなかったり、
ずっとだるさが抜けなかったりしてしまいます。
朝食で病気のリスクを減らす
さらに、朝食を抜くことが習慣化してしまうと、
重大な病気のリスクを高めることになることが
研究で明らかになっています。
朝食を抜いている人は、
朝食をきちんと食べている人に比べ、
心疾患を起こすか冠動脈疾患で死亡するリスクが
27%も高いことがわかったそうです。
つまり、朝食を抜くことが習慣化している人は、
肥満になりやすい傾向があるため、
高血圧や糖尿病のリスクも高まり、
結果的に心疾患や冠動脈疾患のような
重大な病気になってしまったといえます。
朝食だけで、
それだけリスクが高まってしまうのであれば、
逆に朝食を摂ることは、
どんなに体にとって重要なことなのかがわかります。
朝、食欲があまりないのであれば、
バナナ1本と牛乳だけでもいいので、
まず、朝、何か食べることから始め、
それを習慣づけていくことで、
肥満をはじめ、先に述べた心疾患などの病気のリスクも
減らすことができるのです。
朝食はおろそかにしてはいけない大切な食事なのです。