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インフルエンザの本格流行の前に、インフルエンザ予防法を再確認しましょう。




乳酸菌でインフルエンザ予防!

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近年、整腸作用だけでなく、免疫力を高めるなど
様々な作用があるとの研究結果が出ているため、
乳酸菌が注目されています。

日本では、もうすぐ
インフルエンザの流行シーズンが始まりますが、
順天堂大学医学部竹田准教授らの研究で、
インフルエンザ予防にR-1乳酸菌が有効であることが
わかりました。

研究によると、
順天堂大学医学部の1年生男子40人を対象に、
1日辺りR-1乳酸菌入りヨーグルト1本を飲ませたところ、
酸性乳飲料を飲んでいたグループに比べて
インフルエンザワクチン接種後の抗体量が高かったそうです。

つまり、R-1乳酸菌を摂取すると、
インフルエンザワクチンの効果が高まるんです。

それに加えて、以前からR-1乳酸菌は
インフルエンザウイルスを攻撃する
ナチュラルキラー細胞を活性化させることが
わかっていますので、
R-1乳酸菌入りヨーグルトを食べることは、
インフルエンザ予防に役立つんです。

R-1乳酸菌入りのヨーグルトは市販されていますので、
これからの季節は積極的に食べるようにしたいですね。

インフルエンザワクチンについて

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インフルエンザ予防のためには、
インフルエンザの予防接種が有効です。

ただ、予防接種を受ける場合、
気になるのが副作用ですよね。

今年は子宮頸がんワクチンの副作用が
大きな問題になっていますので、
インフルエンザワクチンはどのような副作用があるのか
心配になると思います。

インフルエンザワクチンの副作用で、
接種部位の発赤や硬結、
蕁麻疹などのアレルギー症状が出ることがありますが、
重症なアレルギー反応はほとんど報告されていません。

また、アメリカで1970年代にギランバレー症候群
という神経性の疾患が予防接種を受けた人は、
受けていない人に比べて5~6倍の発症率があると
報告されていますが、
その後の増加は見られていませんので、
インフルエンザワクチンは他のワクチンと比べて、
安全性が高いと考えられます。

インフルエンザワクチンは安全性は高いですが、
ワクチン製造過程で鶏卵を使用していますので、
卵アレルギーのある人は予防接種は避けましょう。

日常生活での予防法

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インフルエンザの予防接種を受けても、
100%インフルエンザを予防できるわけではありません。

予防効果は70%程度と言われています。

そのため、予防接種を受けたとしても、
日常生活を送る中でもインフルエンザ予防に
努めなければいけません。

日常生活での予防対策は、手洗いうがいの励行です。

帰宅時、特に人混みから帰った後は、
手洗いうがいをしっかり行い、
手や喉に付着しているウイルスを洗い流しましょう。

また、外出時のマスクの着用
人混みを避けることも有効です。

また、疲労やストレスは免疫力を低下させるため、
休息と栄養を十分にとって、
免疫力を低下させないようにしてください。

インフルエンザウイルスは低温・低湿度を好みますので、
暖房と加湿器を用いて、
室内の適度な温度・湿度を保つと良いでしょう。





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2013年11月18日 | カテゴリー:流行性疾患

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