冬は下痢を起こしやすい!下痢を予防する食生活3つを知っておきましょう!
冬にお腹を壊しやすい理由
冬になると、ちょっとしたことでお腹を壊してしまう、
すぐに下痢をしてしまう
という経験を持っている人は多いと思います。
「子供のころにお腹が冷えると下痢になるからお腹を温めなさい」
と母親から何度も言われた経験がある人もいますよね。
なぜ冬になってお腹が冷えると、
下痢になってしまうのでしょう?
冬に下痢になりやすいのは2つの原因があります。
1つ目は、腸が冷えることで異常に収縮しやすくなるためです。
私たちは寒いところにいると、
ブルブルと身体が震えますよね。
あれは、身体が震えることで、筋肉を動かし、
熱を産生しようとするためなんです。
それと同じことが腸でも起こります。
腸が冷えると、収縮して震えることで、
熱を作り出そうとするのです。
でも、腸が収縮すると、
きちんと便の水分が吸収されない状態のまま
排便されることになりますので、下痢になってしまうのです。
2つ目の原因は体内から水分を出すことで、
身体から熱が放散されないようにしようとしていることです。
水分が体内にたくさんあると、
その水分に熱が奪われてしまいますので、
寒い時は熱を体内に溜め込むために、
下痢を起こして水分を体外に出そうとするのです。
脂分は控えめにしよう
冬はどうしても下痢になりやすい季節ですので、
日ごろの食生活から下痢を予防するようにしましょう。
下痢を予防する食生活1つ目は、脂分を控えめにすることです。
脂質はたんぱく質や炭水化物に比べて消化吸収に時間がかかり、
腸に負担をかける栄養素になりますので、脂分を控えめにして、
腸の負担を軽減するようにしましょう。
身体を温める食事を取ろう
下痢を予防する食生活2つ目は、身体を温める食事を取ることです。
冬でも暖かい部屋の中でアイスクリームを食べたり、
冷たいビールを飲むことがあると思いますが、
冷たいものは腸を冷やして、
下痢を引き起こす原因となりますので控えましょう。
逆に温かい飲み物や身体を温める食材、
スパイスなどを多用した食事を取るようにすると、
腸が温まり、下痢を予防することができます。
腸内環境を意識して
下痢を予防する食生活3つ目は、
腸内環境を意識した食生活を送ることです。
腸内環境を整えておけば、
便秘だけでなく下痢を起こしにくくなります。
腸内環境を整える食品は食物繊維が豊富なものや発酵食品です。
これらの食品をとると、
腸内で善玉菌が増えて、腸内環境が改善し、
下痢がしにくくなる健康的な腸になります。
逆に、加工食品や脂質が多いもの、ファーストフード、
動物性食品を多く食べていると、
悪玉菌が増えて腸内環境が悪化し、
下痢を起こしやすくなりますので気をつけてくださいね。
冬は下痢をしやすい季節であることを認識して、
食生活を気をつけて下痢を予防するようにしましょう。