コーヒーは食後に飲めば体に良い飲み物。美肌効果やシミ予防、動脈硬化のリスク低下にもなります。
コーヒーは身体に良い?悪い?
コーヒーというと、胃に悪いというイメージがありませんか?
コーヒーを飲むと、胃が荒れる、胃が荒れると肌に悪いと
思っている人もいると思います。
コーヒーが胃に悪いと思われている原因は、
コーヒーに含まれている成分であるカフェインが原因です。
カフェインには、胃酸の分泌を促進する効果があります。
そのため、空腹時にコーヒーを飲むと、
胃の中に何もない状態なのに、胃酸が分泌されてしまいます
ので、胃が荒れたり、ひどい場合には消化性胃潰瘍の原因
にもなります。
でも、考え方を変えてみると、カフェインが胃酸の分泌を
促進するのですから、食後にコーヒーを飲めば、
消化を助けてくれるということですよね。
そして、胃に負担がかからなければ、
肌に悪いということもありません。
飲むタイミングさえ気をつければ、
コーヒーは身体に良い飲み物になるんです。
コーヒーで美肌効果&シミ予防?
食後に飲めば、消化を助けてくれるコーヒーですが
美肌効果や紫外線が原因のシミを予防してくれる効果も
あることを知っていますか?
コーヒーには、ポリフェノールの一種である
クロロゲン酸類が含まれています。
このクロロゲン酸類は、高い抗酸化作用がある
ことがわかっています。
この抗酸化作用が、シワやたるみなど
肌の老化防止やに効果があるのです。
また、お茶の水大学の教授の調査によると、
コーヒーを1日2杯以上飲む人は、紫外線によるシミが少ない
ことが確認されたそうです。
なぜ、コーヒーを飲む人は、シミが少ないのでしょう?
この理由にも、クロロゲン酸類の働きが関係しています。
このクロロゲン酸類が、メラニン色素の生成を妨害
しているため、シミを予防することができるんです。
コーヒーの効果は、まだまだあります
コーヒーの効果は、消化促進や美肌効果だけではありません。
最近は、コーヒーは身体に良いという研究結果が
続々と報告されています。
毎日コーヒーを飲むことで、動脈硬化や糖尿病のリスクを
減らすことができるという研究が出ています。
また、結腸ガンのリスクも減ることがわかっています。
これらは、リスクが下がることがはわかっていますが、
まだどのような理由でリスクが下がるのかは、
解明されていないものもあります。
コーヒーで健康になろう
理由はわからない場合もありますが、コーヒーを飲めば、
消化促進、美肌効果、生活習慣病予防に役立つことは
間違いありません。
食後に飲むというタイミングさえ間違わなければ、
コーヒーは身体に良い飲み物ですので、
食後のコーヒーを飲む習慣を始めて、
健康な生活を送ってみませんか?