目ヤニが溜まるのはなぜ?目ヤニが増える原因の病気4つを知ろう!
目ヤニの原因=風邪
最近、目ヤニが出るという人はいませんか?
目ヤニとはまぶたの裏の粘膜から分泌される粘液が
溜まったものです。
まぶたの裏からは、目を守るための粘液が分泌されていて、
その粘液が目のゴミや埃をからめとって排出することで、
目を守っています。
そのため、目ヤニが出ることは、
別に悪いことではありません。
それだけ目を異物から守っているという証拠ですから。
でも、目ヤニが突然増えることがありますね。
通常よりも明らかに目ヤニが多い場合は、
病気の可能性があります。
目ヤニが増える病気を4つ知っておきましょう。
目ヤニが増える病気の1つ目は風邪です。
特に、プール熱などの風邪は目に感染を起こしますので、
目ヤニが増える傾向にあります。
また、鼻かぜも要注意です。
目と鼻はつながっているのです。
そのため、鼻で感染を起こした細菌やウイルスが、
目に移動した場合、目を細菌やウイルスから守ろうとして、
目ヤニが増えるのです。
目ヤニの原因=アレルギー
目ヤニが増える原因の2つ目は、アレルギーです。
花粉症などのアレルギーを持っている人は、
目ヤニが増えることがあります。
アレルギー症状は、異物が身体に侵入したことで、
免疫機能が過剰に反応することで、かゆみやくしゃみ、
鼻水、じんましんなどの症状が出ます。
この中で、くしゃみや鼻水は異物であるアレルゲンを
体外へ追い出そうとする反応です。
この反応が目で起こると、目ヤニが増えるのです。
花粉などの異物が目に入り、それでアレルギーを起こすと、
まぶたの内側から出る粘液の量が増えて、
アレルゲンをからめとりますので、目ヤニが増えるのです。
目ヤニの原因=結膜炎
目ヤニが増える原因の3つ目は、結膜炎です。
結膜炎は、目の表面を覆う結膜で炎症を起こす病気で、
目の充血や痛み、かゆみなどを引き起こします。
結膜炎は細菌性の結膜炎やウイルス性の結膜炎、
アレルギー性の結膜炎などの種類がありますが、
結膜で炎症が起こることで、分泌物が増えますし、
原因である細菌やウイルス、
アレルゲンを排出しようとするため、目ヤニが増えるのです。
目ヤニの原因=急性涙嚢炎
目ヤニの原因の4つ目は、急性涙嚢炎です。
涙嚢とは涙が流れ込む袋状のものですが、
そこに細菌が入り込んで感染を引き起こすことがあります。
涙が溜まる場所に細菌感染が起こると、
自然と目ヤニが増えるのは当たり前ですよね。
急性涙嚢炎は、目ヤニが増える以外に、
腫れや痛みが出るのが特徴です。
もし、目ヤニが増えた場合は、目ヤニを手で取るのではなく、
清潔なガーゼを濡らしたものや
柔らかいウエットティッシュでこすらずに
優しく拭き取るようにしましょう。
手には雑菌がついていますので、
手で取っていると、手の雑菌が目に侵入して、
さらに目ヤニを増やす可能性がありますし、
強くこすると目を傷つけて炎症を起こすことがありますので、
清潔なもので優しく拭き取るようにしてくださいね。